よくもまあ毎日誤訳が出て来ると本当にあきれます。
(1)「一義的に明瞭」→どちらかでいいです。こういうのをトートロジーと言います。
(2)「当の技法をどの程度首尾一貫して実施できたかどうか、その度合いと結果も、同様に動揺を免れなかった。」→Konsequenzは、方法体系を実践した結果、論理的帰結であり、「首尾一貫性」ではありません。「その度合いと結果」は原文にありません。「動揺を免れなかった」→単に非常に多様だった、と言っているだけ。またこの訳者が得意な脚色です。
原文
Der Weg zu diesem Ziel und der nähere Inhalt des Zieles selbst sind an sich nicht eindeutig, und die Konsequenz der Durchführung der Methodik ist ebenfalls sehr schwankend.
折原訳
もっとも、この目標に向けての道と、当の目標そのものの立ち入った内容とは、それ自体として一義的に明瞭ではなく、当の技法をどの程度首尾一貫して実施できたかどうか、その度合いと結果も、同様に動揺を免れなかった。
丸山訳
この目標に向かう道とその目標自体の詳細な内容は、それ自体が一義的なものではなく、方法体系を実践した結果は同様に非常に様々であった。