折原浩訳の問題点(88)

88回目で、誤訳の米寿達成。(笑)
何故か折原センセはMenschennatur(人間の本性)をMenschenとNaturにわざわざ分解し、「宗教的に加工されていない生の自然として」という意味不明の訳にしています。bearbeitenも「働きかける」であって「加工されている」は変。

原文
In ihrer gesinnungsethischen Interpretation bedeutet die Heilsmethodik praktisch stets: Überwindung bestimmter Begehrungen oder Affekte der religiös nicht bearbeiteten rohen Menschennatur.

折原訳
救済技法を心意倫理的に解釈すると、それは実践上つねに、人間性のうちの特定の欲望ないし情動を、宗教的に加工されていない生の自然として克服しようとすること、を意味している。

丸山訳
そういった者達を心情倫理的に解釈すると、救済の方法論は実践的には常に同じであった:宗教的な陶冶を受けていない元々の人間性の、特定の欲望ないしは情動の克服である。