ここは一発ネタ。Stadtmenschが「都会人」はないでしょう。(笑)シティ派のユダヤ人みたいな変なイメージが湧いてきます。
原文
Der fromme Jude schon der Zeit des Josias, erst recht der nachexilische Jude ist ein Stadtmensch. Das ganze Gesetz ist darauf zugeschnitten. Weil ein Schächter notwendig war, lebte der orthodoxe Jude nicht isoliert, sondern möglichst in Gemeinden (auch jetzt Spezifikum der Orthodoxie gegenüber den Reformjuden z.B. in Amerika).
折原訳
敬虔なユダヤ教徒は、すでにヨシアの時代にも、そうとすれば捕囚後のユダヤ教徒はなおのこと、都会人である。 律法全体は、この関係に照準を合わせている。律法に則った屠殺者が必要だったので、正統派のユダヤ教徒は、孤立しては生きられず、できるかぎりゲマインデに結集して生活した (この点がいまでも、正統派のユダヤ教徒を、たとえばアメリカの改革派ユダヤ教徒から区別する特徴となっている)。
丸山訳
敬虔なユダヤ人は既にヨシヤの時代[1] において、捕囚後のユダヤ人ならなおさら、都市の住民である。律法の全体はこうした状況に合わせて編成されている。律法の定める通りに動物を処理する屠殺者が不可欠だったため、正統なユダヤ教徒は孤立して住むことはなく、可能な限り教団として結束して生活した(例えばアメリカでは、このことが正統派ユダヤ教徒と改革派[2] ユダヤ教徒を識別する目印となっている)。
[1] 紀元前7世紀後半。
[2] 19世紀はじめぐらいからドイツに起こった、律法のルールと生活の簡素化を推進し、またディアスポラをそのまま受け止め、各地域のローカルな言語を礼拝に取り入れたりした。イギリス、アメリカその他にも波及した。