折原浩訳の問題点(215)

折原訳では、nüchternもwachもどちらもほとんどの場所で「醒めて」と訳していますが、聖書ではこの二つは使い分けられている(もちろん近い意味としてですが)ことを発見しました。

Luther Bibel 1.Petrus 5:8
„Seid nüchtern und wachet; denn euer Widersacher, der Teufel, geht umher wie ein brüllender Löwe und sucht, welchen er verschlinge.“

共同訳では「身を慎み、目を覚ましていなさい。」です。田川訳だと「しらふでおり、目覚めていなさい。」
なので、「醒めて」でしらふでいることと、目を覚ましていることの両方を併せて言おうとするのは雑な訳と言わざるを得ません。

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