ついに50回。本当にほぼ全ての訳文に問題があることがお分かりいただけるかと思います。いいですか、皆さん、これが人の翻訳に対してあれこれと批判する人のご自身の翻訳の実態です。
(1)「不浄化」って何ですか?「浄化」はありますけど。大体やたらと「彼岸」とかを使うのなら、ここは日本語として自然な「穢れ」を使うべきです。
(2)「堕落」といった変な価値判断を訳者が勝手に追加し変更しています。原文は要は光の領国から闇の領国への「転落」としか言っていません。
(3)「暗黒と紛糾の国」って何ですか?「紛糾」は議論とか会議とかにしか普通使いませんが。
この短い文をよくもこれだけ変な風にこねくり回せるものだと呆れます。
原文
Das Böse erscheint als Verunreinigung, die Sünde, ganz nach Art der magischen Frevel, als ein verächtlicher, in Schmutz und gerechte Schande führender Absturz aus dem Reich der Reinheit und Klarheit in das Reich der Finsternis und Verworrenheit.
折原訳
悪が不浄化とみなされ、もろもろの罪は、魔術上の冒涜 [儀礼侵害]行為とまったく同じように、曇りのない清浄な国から暗黒と紛糾の国への転落、しかも汚濁と相応の恥辱に陥るのも当然の、軽蔑すべき堕落とみられる。
丸山訳
悪は穢れとみなされ、様々な罪は、魔術上の冒涜に対してとまったく同じで、軽蔑すべき、汚れたもので、当然の汚名を蒙ることになる、清浄さと明澄さの領国から闇と混乱の領国への転落である。